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株式投資全般

株主優待の内容変更、廃止で利回りが大幅に変化することがある

優待制度は変更されることもある

企業が実施している株主優待制度は、ときに内容変更になったり制度自体が廃止になってしまうことがあります。内容が改悪されてしまったり、廃止になってしまうと株価は値下がりしてしまいます。特に優待目的で買われている傾向が強い、俗に言う優待銘柄では値下がり率はかなり大きなものとなります。

まず、優待目当てで株を買っていた人が一気に売り注文を出してくるため、それに伴って株価は下落ます。株価の下落によって、優待目当て以外の株主の投げ売りも誘発されることもあり、さらなる暴落に発展する場合もあります。

また、企業の業績悪化によって優待制度が変更される場合には、将来性に対しての不安から売り注文が殺到することもあります。

 

 

実例

ヴィレッジヴァンガードの株価チャート

上の画像は2016年7月15日のヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)の株価チャートです。株主優待の内容変更に伴って大きく下落しています。

以前はヴィレッジヴァンガードが運営している企業などで利用できる1万円分の商品券が株主優待として提供されていました。当時の株価から計算すると優待利回りは約7%強といったところです。それが2,000円ごとに1,000円の割引になる優待券10枚に改悪されてしまいました。

結果として、株価は20%を超える値下がり率となりました。優待目当ての個人投資家がいかに多かったかを値動きから読み取ることができます。

高利回りの株主優待を長期間受け取っていた投資家は元が取れましたが、株を買ってほどなく優待の内容変更になってしまった株主は大きな損失になってしまうことになってしまいました。

 

 

利回りだけを追求しないように

高い優待利回りに目が眩んで企業の業績や財務状況などの確認を怠っていると、いつか優待変更や廃止銘柄をつかんでしまいかねません。

高すぎる利回りの株主優待を維持するのは企業にもかなりの負担がかかっていることでしょう。痛い目を見ないためには、企業に見合った利回りになっているかをしっかりと確認しておくことが重要です。

優待制度の変更は突然起こり得るものなので、全てを回避することは難しいかもしれません。それでも、目に見えてお得すぎる優待制度や、業績が低迷しているのに優待利回りが良すぎる場合には気をつけておいた方が良いでしょう。

 

反対に業績が良い企業は、株主優待が新設されたり増額になったりすることもあります。しっかりとした業績の企業を投資対象を選んでいけば、このような恩恵にあずかることもあります。投資対象を決める時は利回りだけで判断を下さないように気を付けましょう。

 

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