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売り禁(新規売停止)とは?値動きはどうなるのか

2016/10/05

売り禁とは

売り禁とは新規売り停止と現引き停止措置のことです。制度信用取引における新規の売り建てができなくなります。それと同時に信用買いの現引きもできなくなります。

相場が過熱してきて空売り注文がたくさん入り、株不足になることが予測された場合や、実際に株不足に陥った場合に売り禁になります。

売り禁になる前に日々公表銘柄に指定されたり、貸株注意喚起が行われることもありますが、激しい株不足の場合はそれらをすっ飛ばして売り禁になることもあるので気をつけましょう。

 

 

売り禁になった時の値動き

売り禁になると空売り注文とそれに伴う買戻し注文(返済買い注文)がなくなるので、全体的に出来高が減少します。売り禁になる前に比べると、買い板売り板ともにやや薄くなりますので、ポジションを大きくしすぎないように注意しましょう。

 

売り禁後の売り玉は金の玉』という株の格言があります。売り禁になるということは、既に相場にかなり過熱感があり、目先の天井が近いということを意味することが多いです。売り禁になったときに売り玉を持っていれば利益を出せる可能性が高いため、金の玉という言葉が使われているのでしょう。

実際に売り禁が天井になることもありますが、売り禁になっても上昇が止まらず、ガンガン上げ続けることもありますので、決めつけてかかると痛い目を見ることもあります。

買いは家まで、売りは命まで』という格言が示す通り、空売りは下手をすると命まで取られかねません。ポジションサイズや上昇度合いによって借金まで行く可能性もありますので、きちんと計画を練ってポジションサイジングをするようにしましょう。

また、空売りする際は逆日歩にも気をつけましょう

 

 

売り禁でも売りで利益を狙うことができる

売り禁になれば新規の空売りはできなくなります。しかし、売り禁になる前に両建て(買い建てと売り建ての両方を持つ)をしておくことによって、売り禁になっても空売りと同様の取引をすることができます。

両建ての買い玉を外す(返済買い)することによって、売り玉だけを保有している状態になるで、新規に空売りした時と同様のポジションを持つことができます。ポジションをフラットにしたいときは、再び売り玉と同じ数だけ買い建てすれば、また両建てに戻るので、何度でも売りポジションで利益を狙うことができます。

売り禁になっても空売りがしたい場合は、早めに両建てをしておくとよいでしょう。

前述にもある通り、逆日歩で大きな損失が出ることもあるので、両建ての買いポジションは現物ではなく信用で持っておきましょう。信用買いをしていれば逆日歩を受け取ることができるので、売りポジションの逆日歩支払いと相殺することができます。現物買いだと逆日歩を受け取ることができないので注意が必要です。

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