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株取引の基礎知識

損益計算

2016/03/10

株取引の損益計算方法

株取引の利益や損失の計算方法について説明します。

株の売買は『安く仕入れて高く売る』という、商売の原理と全く同じです。買った銘柄が値上がりすれば利益が出て、値下がりすれば損失となります。利益を出したければ「これから値上がりするだろうな」と思う銘柄を買えばいいわけです。仕組みは簡単ですね。

 

買いポジションの計算

まずは、買いポジション(現物買い、信用買い)での計算方法です。

 

具体例を挙げてみましょう。

ある企業の株を500円で1,000株購入し、600円で1,000株売却したとします。

株価 株数 約定代金
買い 500(円) 1,000(株) 500,000(円)
売り 600(円) 1,000(株) 600,000(円)

売った金額と買った金額の差が利益(損失)になります。つまり、今回の場合は100,000円の利益ということです。ここから税金、手数料等を引いた金額が実際の儲けとなります。

このように、儲けが出る状態の時に決済することを利益確定(または利食い・利確)といいます。反対に、損失が出る状態の時に決済することを損切り(またはロスカット)といいます。

 

売りポジションの計算方法

次に空売り(信用売り)をした時の計算方法です。信用取引を使えば売りポジションを作ることができます。信用取引については別ページで詳しく説明しています。

 

こちらも具体例を挙げてみます。

今回は500円で1,000株空売りし、400円で1,000株買戻したとします。

株価 株数 約定代金
空売り 500(円) 1,000(株) 500,000(円)
買戻し 400(円) 1,000(株) 400,000(円)

500,000円で売って、400,000円で買い戻しているので、100,000円の利益になります。

空売りのときはポジションを作った時からみて、株価が下がっていれば利益になり、上がっていれば損失になります。買いポジションのときとは逆になっているのがわかりますか?最初はややこしくてわかりづらいかもしれませんが、空売りは短期売買をする際にとても重要な売買方法なので、短期売買を考えている方はしっかりマスターしましょう。

また長期投資をする場合にも、買いポジションのリスクヘッジで売りポジションを取ることがあるので、覚えておいて損はないと思います。買いと売りの両方ができるようになれば、投資の幅がグンと広がるでしょう。

 

 

取引の際に大切なこと

欲しい株をいつ、どんな価格で買うかは投資家自身が決めることになります。欲しい銘柄があったからといって、価格を気にせずすぐに購入しているようでは、利益を上げ続けていくことは難しいです。買い時、売り時をしっかりと見定めて取引するように心掛けましょう。

取引をする際の判断材料はたくさんあります。短期トレーダーなら、板情報や分足、日足チャート、移動平均線、VWAP、出来高、RSIなど。長期投資家ならPER、PBR、ROE、日経平均株価、TOPIXなど、です。このほかにもたくさんの判断材料がありますので、それらを自分なりに上手く活用しながら取引していくことが株取引上達への近道です。

 

株取引で100%儲かるという話はありません。どんなに上手い投資家でも必ず損切りになってしまう取引もでてきます。失敗を経験として次に活かし何度も取引を重ねて、最終的に利益が出ていればそれでいいのです。

全ての取引で利益を出そうとすると、損切りができなくなって塩漬けしてしまったり、ナンピンをして大損してしまうことになりかねません。ある程度の失敗は受け入れていくことが大切です。

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