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ストップ高、ストップ安が3回続くと制限値幅が拡大する

2016/03/10

制限値幅とは

東京証券取引所は行き過ぎた株価を抑制するために一日で変動できる値幅に制限を設けています。これを制限値幅と呼びます。

大抵の人間は急激な株価の上昇や下落がくると興奮状態やパニック状態になり、自分を見失って冷静な判断が下せなくなります。市場全体がこのようなパニックに陥ると、株価が思わぬ方向に行きすぎてしまう場合があります。制限値幅があることによって、その日の上限や下限が決まっているので、投資家が冷静さを保つことができるというわけです。

 

東証の制限値幅は下の表のように決められています。

株価 制限値幅(上下)
~100円未満 30円
100円~200円未満 50円
200円~500円未満 80円
500円~700円未満 100円
700円~1,000円未満 150円
1,000円~1,500円未満 300円
1,500円~2,000円未満 400円
2,000円~3,000円未満 500円
3,000円~5,000円未満 700円
5,000円~7,000円未満 1,000円
7,000円~10,000円未満 1,500円
以下省略

 

制限値幅は前日の終値によって決められます。

そして、制限値幅の上限をストップ高、下限をストップ安と呼びます。

例えば前日の終値が85円だったとすると、当日の値幅は55~115円となります。ストップ高は115円、ストップ安は55円です。

 

 

制限値幅が拡大される条件

前場寄り付き前から大量の買い注文が入っていると、一度も寄り付かずにストップ高気配のまま終えることがあります。3営業日連続で、一度も寄り付かないままストップ高になった場合、翌営業日の制限値幅が上限方向のみ2倍に拡大されます。

例えば株価が380円→460円→540円→640円と3営業日寄らずのストップ高になったとすると、640円で引けた翌営業日の制限値幅は540円~840円となります。

 

ストップ安の場合には下限方向のみ値幅が2倍に拡大されます。単純に3営業日連続でストップ高、ストップ安になっただけでは制限値幅は広がらないので、間違えないように気をつけて下さい。大引けまで一度も寄り付かないという点が重要です。

 

制限値幅が広がるほど急激な値動きをしている場合、安易に買い注文や売り注文を出すと、取り返しのつかない高値(安値)でポジションを持ってしまう可能性があります。制限値幅が拡大しているときは一度冷静になって相場を見て慎重にトレードするようにしましょう。

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