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株取引の基礎知識

現物取引

2016/03/08

2種類の取引方法

株式の取引方法は大きく分けて、現物取引信用取引にわかれます。

現物取引とは、私たちが自己資金で行う取引のことです。信用取引は、証券会社からお金を借りて行う取引のことです。信用取引について詳しく知りたい方は別ページをご覧ください。

 

現物取引のメリット

  • 保有期限がない
  • 自己資金以上の損失が出ない
  • 金利を支払う必要がない
  • 株主優待がもらえる

 

保有期限がない

信用取引で株を買っていた場合は保有期限があります(無期限のものもあります)が、現物取引は保有期限がありません。極端なことを言えば、死ぬまで保有し続けることも可能なのです。長期投資をしたい人は現物取引で行うようにしましょう。

 

自己資金以上の損失が出ない

現物取引は自己資金を元に株を買っているので、自己資金以上の損失が出ることはありません。『株で借金をしてしまった…』などという話を耳にしたことがあるかもしれませんが、これは信用取引を行った結果の話です。現物取引で借金を背負うことは絶対にないので安心して取引できます。

投資を始めたばかりの頃は、右も左もわからないような状況だと思いますので、まずは現物取引から始めてみるとよいでしょう。

 

金利を支払う必要がない

現物取引は自己資金で株の売買を行っていますので、金利の支払いはありません。

信用取引は証券会社に預け入れた現金や株を担保にしてお金を借り、その資金で売買をする取引方法です。証券会社からお金を借りているので、当然金利を支払いが必要になります。証券会社ごとに支払う金利の大小は多少のバラつきがありますので、あらかじめ調べておくと良いかもしれません。ちなみに、信用取引で日計り取引(デイトレード)をした場合にも一日分の金利がかかります。

 

株主優待がもらえる

現物で株を保有した状態で権利確定日を迎えると配当金と株主優待がもらえます。ただし、配当金や株主優待がない企業もありますのでお気を付けください。

信用取引で買いポジションを持った状態で権利確定日を迎えた場合には、配当金と同等額の配当調整金を受け取ることができます。株主優待は貰えません。信用取引で配当調整金をもらおうとすると、名義書き換え料や金利など現物取引にはない手数料がかかりますので、注意が必要です。

詳しくは配当金と株主優待の記事をご覧ください。

 

現物取引のデメリット

  • 手数料が高い
  • 株価の下落で利益を出せない
  • 差金決済の禁止

 

手数料が高い

一般的に現物取引は信用取引よりも手数料が高く設定されています。細かく売買を繰り返す投資スタイルの人はどうしても手数料がかさむため、信用取引を利用することが多いです。

 

株価の下落で利益を出せない

現物取引は買いポジションしか取ることができないので、一方的な下げ相場で利益をあげることができません。反対に信用取引は、空売りといって売りポジションを作ることができるので、下げ相場でも利益を出すことができます。上げ相場でも下げ相場でも利益を出したいのであれば、信用取引も使わなければ厳しいかもしれません。

 

差金決済の禁止

有価証券の受渡しを行わずに、売買価格差等に相当する金銭の授受のみにより決済する取引は禁止されています。

具体的に書くと、ある銘柄を『買い→売り』した場合、同一資金で同じ日に同じ銘柄を再び買うことが禁止されています。また『売り→買い』をした場合にその後売ることも禁止されています。

禁止行為に該当する場合は、証券会社のシステムによって自動的に注文が弾かれるようになっています。イマイチよく理解できない場合は、同一日に同じ銘柄を現物で複数回取引しないようにしましょう。

その一方で、信用取引は何度でも同じ銘柄を売買することができます。同じ銘柄で何度もデイトレードをするときは信用取引を使いましょう。

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