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株式分割したときの値動き

2016/08/10

株式分割とは

株式分割とは、既存の株式を分割することです。

例えば、ある企業の株を100円で1000株持っていたとします。このとき、1:2の株式分割を行ったとしたら、株価は50円になり、持ち株の数は2000株になります。この場合、株価は半分になりますが、そのぶん発行済み株式総数が2倍になりますので、企業の価値自体は変わっていません。当然のことながら、持ち株の価値も変わりません。

 

 

なぜ株式分割するのか

株式分割をすると1株あたりの株価が安くなります。株価が安くなると投資資金が少なくても株を買うことができるようになるので、幅広い層の投資家に企業の株を買ってもらいやすくなります。

例えば株価が13,000円で100株単位の銘柄を購入しようとした場合、最低単元である100株購入するために130万円必要になります。130万円からしか購入できないのは一般的な個人投資家にとってはちょっと敷居が高く感じます。

そこで10分割すれば株価が1,300円となり、100株購入するために必要な金額が13万円まで下がります。「130万円はちょっと手がでないけど、13万円なら購入してみようかな」と思う投資家も出てくることでしょう。株式分割にはこのようなメリットがあります。

 

もう一つのメリットとして、市場に流通している浮動株も増加するので、流動性が上がって売買しやすくなります。株は売り手がいないと買えませんし、買い手がいなければ売ることはできません。浮動株が増えることで流動性があがることはとても良いことです。

このように、株式分割は企業にとっても投資家にとってもメリットがあります

 

 

株式分割で株価はどう動くか

基本的に株式分割をすることが発表されると株価が上昇する傾向にあります。理由は前項で書いた通り、企業にメリットがあり、投資家も新規で買いやすくなるからです。

ただし、必ずしも値上がりするというわけではないので注意が必要です。

 

 

先回り買いで儲ける

1株あたりの株価が他の銘柄と比べて高くなっている場合には、株式分割される可能性が高まっています。そのような銘柄を狙って買いポジションをとっておき、株式分割発表後に売ることによって大きな利益を得ることも可能です。

株式分割する企業は、急激に株価があがってきている新興市場の銘柄が多いです。また、分割で大きく値上がりするのもマザーズやJASDAQといった新興市場の銘柄が目立ちます。それらの企業は株価対策の一環として株式分割をしているという側面もあります。分割によって想定以上に値上がりした場合には、材料がでたところで一度利益確定して、株価が落ち着いたところで買い直すといった手段も有効です。

 

繰り返しになりますが、絶対に値上がりするとは限りません。それでも、株式分割発表後の翌営業日の寄り付きは高く始まることが多いので、欲張らずに寄り付きで利益確定するのも一つの手です。

 

 

株式分割の権利を得るには

株式分割の権利を取るには、決められた権利日に該当銘柄の株を保有している必要があります。権利付き最終売買日までに該当株式を買って翌日に持ち越せば、株式分割の権利を得ることができます。

株式分割の日程は各証券会社のサイトに載っています。見やすいページを登録しておくといいですね。
マネックス証券SBI証券楽天証券

 

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